無所属の会の岡田克也代表は10日、定例の記者会見を党本部で開いた。

 この中で岡田代表は、加計学園が愛媛県今治市に獣医学部を新設する計画について2015年4月に県や市の職員、学園関係者が総理秘書官らと面会した際に総理秘書官が「本件は首相案件」と述べたと記している県の面会記録の存在が明らかになったと同日の朝日新聞が報じたことを取り上げた。「詳細は知事の会見を待ってお話しした方がいいと思うが、これが事実であれば、2017年1月の国家戦略特区諮問会議で初めて加計学園だと知ったという総理の話自体がきわめて疑わしくなる。しっかりと真実を述べてもらいたい」と岡田代表は安倍総理に厳しく注文をつけた。

 すでに廃棄したと説明されてきた自衛隊のイラク派遣や南スーダン派遣の日報が防衛省・自衛隊内の各所から次々と見つかっていることについては、「果たして当時防衛大臣がきちんと指示をしたのか。あれだけ国会であるのかないのか問題にされていた案件についてきちんと調べろということであれば、たんに毎日毎日のレクの合間に『本当にないのか』と言うのではなく、次官や統幕議長を呼んで『徹底的に省の名誉にかけて調べろ』と命令を発するのが本来。トップとしてのリーダーシップを完全に発揮せずに結果的に陸自に責任を押しつけている」と稲田元防衛大臣の当時の対応を厳しく批判した。

 公文書の改ざん・隠ぺいなどの問題が相次いでいることに岡田代表は「特別委員会を設けて文書の問題を集中的に議論することが必要だ。事実関係の解明を行うために、必要なら総理にも出てきてもらえるような特別委員会を設置することが一つの方向だろう」と述べ、今後野党6党で協議して与党に求めていくべきとの考えを表明した。